「弱さ」を「優しさ」と勘違いしてしまうと…

自分に腹が立つとき

いつまでも心に引っかかるものがあるとき

たいてい自分に対して腹が立っているのではないでしょうか

 

どうしてあのとき言葉が出てこなかったんだろう、

どうして言葉を準備しておかなかったんだろう。

 

いまなら自分の気持ちや感情を整理して言葉にすることができる

でも、肝心な時に自分の本当の気持ちを押し殺してしまって

伝えることができなかった

その結果、不本意なことを言われたり押し付けられたり…

だから、くやしくてその想いからなかなか離れることが出来ないのです

 

では、本当に言葉が見当たらなかったのかというとそれも違うことが多いのです

結局、

お互いにとってもベストな言葉を見つけることができなかっただけなのでしょう

ベストな言葉とは、

「あたりさわりのない」

「誤解を招かない」

「相手を傷つけない」

「気まずくならない」

そんな言葉です

だけど、果たしてそんな言葉で終わらせてしまったら、

モヤモヤはもっと大きくなって、もっと後悔すること間違いありません

 

自分の気持ちを言葉にすると

相手は面白くないかもしれないし、ダメージを受けるかもしれない。

けれど、それは仕方が無いと思うのです

あえて、けんか腰できつい言葉を投げかける必要はないのですから

落ち着いて、相手を責めることなく、

自分の気持ちを素直に伝えることができればOKなのではないでしょうか。

大切なのは、気持ちを押し殺して相手に合わせることではなく、

伝え方の工夫でしょう

でも、いくら工夫したとしても

ちょっとした誤解を生じること時にはあるでしょう

ただ、お互いを理解するためには

言葉の応酬くらいは覚悟したほうがいいと思うし、

月並みですが、

そのくらいで壊れてしまう関係であるのならば、

しようがないとあきらめたほうがいいでしょう

 

心を強くしたいのなら「決心」すればいいのです

強くなる!と決めるのです

そうしなければ、

人間関係の悩みは減らないところか増える一方となるでしょう

そして、そのひ弱な心を「やさしさ」という言葉で包んでしまい、

自分で見つめようとしなくなるのです

楽な世界に逃げ込むのも自由ですが、

それは自分自身のキャパシティを広げることにはなりません。

その繰り返しのままでは、

いつまでたっても成長することができないうえ、

自分を知ることからも遠ざかってしまうのです

 

そう考えると

日常のちょっとした付き合いまでもが真剣勝負になるのです

最初はスキを見せず、意識を張り巡らさなくてはなりませんが

慣れてくると自分の価値観を中心に据えて

言葉を組み立てることができてきます

それは訓練です

 

場を取り繕ったり、相手の気持ちを考えすぎてしまうことで

あとから悔しい思いをするのであれば

自分の気持ちを伝えられなかった自分のせいなのです

自分を信じ切れていないから、

自分に自信が欠けているから

優しさのせいにして、自分にウソをついて

自分の感情を飲み込んでしまうのでしょう

 

特に大変な人間関係こそ

自分の心を強くするきっかけになるのです