強くなるためには自分を信じるしかない

善き人が気をつけること

かなり昔のこと。

「あなたのこと、わかったよ!」とある人に言われたことがあります。

「あなたは、生まれたときから癒しが必要な人」と。

この言葉の意味が理解できるまで時間がかかりました。

そして、

それを言った人も同じように癒しが必要だった事も理解できたのです。

 

ほとんどの人は「あなたは、生まれたときから癒しが必要な人」と言われたら、

「そうかもしれない!」と思うのではないでしょうか。

でも、それはいろいろな事を自分で勝手にあてはめているだけ。

実はどんな人にも当てはまる言葉なのです。

 

心理学の本を読んでいると、

人のことを「わかった」ような気になるときがあります。

だけど、

 “人のことより自分を分かるほうが大事”ではないかと思うのです。

よりよく生きるためには他人を理解する事は大切なことだけど、

何よりも自分を知ることが先だし、そのための心理学なのではないかと。

確かに自分に向き合う事はかなりしんどい。

逆に人を分析するのは面白いし楽。

辛くなったら自分のことは棚上げして

つい流されてしまう甘い甘い世界なのです。

しかもその世界は、変わっていない自分を気付かせないトラップだらけ。

自分でも気付かないうちに「相手のため」と言いながら

自分の欲求不満を解消するために

それを“ネタ”に苛める人間に変身してしまう事だってあるのです。

こんなことはそこらへんに転がっている話です。

 

人は自分を基準にものを考えるものです。

人に合わせることができる社会性を持ち、

だれからも良い人と思われている人は

「自分はこんなことは言わないから、あの人だって言わないだろう。」

などと、他の人も自分と同じだと考えてしまいます。

だから、苛める人間のターゲットになりやすい。

苛める人間は相手のことなど考えてなんていないのです。

そして、人が良いと、

気がつかずにその人と行動をともにしてしまうのです。

 

仲の良い人からきついことを言われたとき、よく考えてみる事は大切です。

自分は相手の欲求不満の捌け口なのか、

それとも、本当に自分のために言ってくれていることか。

それを判断できるようになるためには

「自分をもっと信頼すること」、これにつきます。

自分を信頼していれば、

変だなと思った時、自分の心の声を聞き逃しません。

おかしいと思った時、たとえ周囲と意見が違っても

自分の考えを優先します。

自分への信頼度が高い人は、この判断を間違うことはありません。

ですから、強くなりたい人は、もっと自分のことを信頼してください。

迷ったとき、つらい時は

「自分はどう思うのか、どうしたいのか」

これを、自分の心に問いかけてみてください。