チョコチョコ考5(ひとまず了)

私たちの見解の相違は全て脳の接続、配線の問題

前回の続きです

彼、チョコさんは、晒された人間の反応も冷静に見ていると書きました

そこで、考察なのですが、

そこでなぜ平気でそんなことができるのか、

これは脳の配線、接続の問題だと思うのです

もちろん、彼だけが特殊だと言いたいわけではありません

 

人それぞれというように、

顔のつくりや声、体型や身長などの他に

持って生まれた得意な資質、

例えば運動神経や音感、リズム感、美術センス、

…などはみな異なります

それらは視覚的、体感的にも「違う」ことがわかるので、

違いを認識しやすいのですが、

目に見えない部分、つまりものの考え方や感じ方の違いは、

「違い」を認識できにくいのです。

 

例えば、小さな隙間があったとします。

子供はその隙間を難なく通ることができますが

大人は体が大きすぎてその隙間を通ることはできません。

そんな時、

大人に対して「その隙間を通れ」とは誰も言わないでしょう

それは、できるかできないかを視覚的に理解できるからです

 

「奇跡の脳」の作者で脳科学者のジルボルト・テイラー氏は、

「複雑で入り組んだ脳の細かい解剖学的特徴からすると、

大脳皮質の繊細な配線は個人差がある方が普通だといえる」と、述べています

 

つまり、人の思考や感じ方をつかさどる「脳」の構造、機能は同じため、

ある程度の思考や考え方を共有することはできるけれど、

目に見えない接続や配線は人によって違うため、

知覚の相違を尊重できない現象が起こってくるのです

 

さらに、通常の体内細胞は、

数週間、数か月ごとに死んで入れ替わりますが、

脳の神経細胞であるニューロンは死んだら再生しません。

つまり、今生きているニューロンは自分と同じ年齢なのです

子供の時、学生の時、大人になってからも

思考のクセを引き継ぐのはそのためです

ニューロンは、脳の外側、皮質の表面に張り付いていて、

思考の刺激によって回路を作っています。

よく、繰り返される思考はクセになる、といいますが、

繰り返すことで、そこの回路が太く強く発達してくるのです

 

このようにして、私たちは生まれてから今まで何を考えてきたかで、

ニューロンの接続状況によって

どの回路が発達するかが決まってくるというのです

 

人の考え方、感じ方は、

いろいろな刺激にどれだけ鋭敏に反応するか先天的に違っていて

社会をどのようにとらえるかに関わってくるといいます

 

回りくどくなりましたが、

私たちは、一人ひとり脳の構造は共通していることで、

だいたいの感じ方や思考は共有できますが、

配線が違うおかげで、その人の考え方、感じ方の違いによって

独自の思考パターンが出来上がります。

ですからチョコさんの行動は、

彼の独特の思考回路から生み出されたもので、

その回路は彼特有の独特な部分があって、

一般的な人から見たら突き抜けている、という事なのです

そうだからこそ、彼の言動は面白く、

見ていて飽きないのだと思うのです

これを自分たちに落とし込んで考えた時、

私たちがやりがちな、自分の考えと異なる相手を否定してしまう、

見解の相違を、配線、接続の違いだと理解出来たら、

一方の考え方を押し付けてしまうことなく、

心穏やかに過ごすことができるではないでしょうか

 

チョコさんの話に戻りますが、

見解の相違を通り越して、社会的に笑ってすまされない場合や、

反社会的な行為につながるようなときは、

周りの人間、応援してくれる人達の意見を取り入れ、

意識して新しい回路をつないで学習していけばよい、

そんな視点を持つと、

枠を突き抜けて人間の本質に迫る

Youtuberとしての彼の資質を損ねることなく、

社会性も育てていけるのではないでしょうか

ひとまず完了 

※あくまでも私個人の意見、考察であることをお断りしておきます